事例紹介㊻

2019/09/10

トイレで縊死した任意売却物件
                                                       東京都杉並区 Kさま



私はデート商法で投資用マンションを
住宅ローンで購入してしまいました。
しかも、室内で借主に自殺されてしまい、
任意売却手続をし競売を申立てられ、
最終的に事故物件買取センターに買取って頂きました。

ことの始まりは、婚活パーティーからでした。
購入を持ち掛けた方は出会った当初はとても親切で、
職業は普通の営業職と聞いていました。
2・3度食事に行くうちに親密になり、
年金の足しになり老後の資産形成の一環で、
投資用マンションの購入を勧められました。

マンションは1LDKの新築で最寄り駅から徒歩10分位の場所でした。
不動産屋の方と一緒にお部屋の中も確認しました。
購入後は直ぐに賃貸で貸出し、
住宅ローンは賃料で支払えるとの事でした。
ファイナンシャルプランナーの資格をお持ちな方なので、
全てを信用しマンション購入を決心してしまいました。
マンションを契約してからは親身に悩みの相談に応じてくれました。
住宅ローンの契約やマンション購入代金の
支払手続きには一緒に銀行にも立ち会ってくれました。
ところが、マンション購入代金の支払手続きの日から一変しました。
私の電話は出なくなり、メールの返信も一切無くなりました。
契約した不動産会社に問い合わせるも、
会社とは一切交友関係はないとの返答でした。

しばらくして知人に相談してようやく、
デート商法で不動産を購入させられたと気付きました。
住宅ローンを借りる際に住むことを前提に住民票を購入物件に移動し、
購入後に賃貸してから直ぐにまた住民票を実際に住んでいる場所に移動したりと、
銀行をだます行為をしているとはなんとなく気付いていました。
マンションの賃料も入り、住宅ローンや税金・管理費等も
問題なく支払いが出来きたので暫くはこのままでよいと思っていました。












ところが昨年の秋ごろ、
突然に賃貸の管理会社から鍵を貸して欲しいと電話が入りました。
入居者が3日間ほど会社に出勤せず、
入居者のご親族から警察立会いにて鍵を開けてほしいとの事でした。
たまたま、私の仕事が休みだったため鍵をお持ちしました。
入居者のご親族と警察官、賃貸管理会社の社員が立会にて玄関のカギを開け、
警察官とご親族が入居者の名前を呼びましたが応答がなく、
警察官がご親族に同意を得て室内の内部を確認に行きました。
わたしは玄関から様子を眺めていました。
洋室とリビング・ダイニングには人の気配はない様子で、
洗面室・浴室にも人の気配はない様子でした。
最後にトイレの扉を開けようとした際に、
通常の開閉では開かず力を込めて開けてるのが見受け取れましたが、
扉が開いた瞬間に入居者が遺体となって発見されました。
トイレの扉に紐を結び、首を吊った事は素人の私でも判りました。
直ぐに救急車と消防車が呼ばれ、死亡確認を実施しました。
その後は検視官の現場検証と遺体の搬出が行われました。
私も所有者として警察から事情を聴かれすべてが面倒になり、
解約手続き等の今後の手続き全てを賃貸管理会社へ依頼しました。
ご遺族の方は常に私に頭を下げ謝罪しておりました。

あの事件から半月が過ぎた頃、
賃貸管理会社から連絡がありました。
賃貸の解約手続きは
入居者発見から一か月後まで賃料を支払って頂き、
原状回復費用は賃貸保証会社が支払い、
損害賠償や今後の減額賃料等は相続人から
放棄の手続きをするとの申し出が有ったとの事でした。

賃料が入らなければ住宅ローンや管理費の支払いが出来ず、
銀行に相談をしたところ任意売却の手続きを進められました。
任意売却手続きの仲介業者は銀行から紹介して頂きました。
任意売却の販売期間は6ヶ月で入居者の自殺が原因か、
売却できず競売開始決定通知が自宅に届きました。

任意売却の仲介業者では売却出来なかったため、
インターネットで事故物件買取センター知り、
買取にて競売手続きを取り下げて頂きました。
担当の方には関係各所と金額の調整と
債務整理の弁護士までも紹介頂き、本当に感謝しております。
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